自動運転技術の普及により、仕事や社会はどう変化していくのか 

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テレビが普及したことによって、日本の広告業界やテレビ業界といった新たな業界や職種が登場しました。このように新たな技術である自動運転技術が世の中に普及していくと、世の中はどのように変わっていくのでしょうか。

現在の自動運転技術のレベルとは

自動運転のレベルは0~5までの6段階あります。

レベル0通常の私たちが日常的に行なっている運転レベル

レベル1が運転の支援で、事故の予防のためのブレーキシステムや加速や減速、ハンドル操作システムです。最近発売されている自動車には、搭載されていることが多いですね。

レベル2:自動ブレーキや加速や減速、ハンドル操作を同時に複数行うことができる状態です。

レベル3限定された環境下で、全操作をシステムが制御できるものです。限定的な環境でも、自動運転では危険と判断した際には、手動運転へと切り替えられます。また、事故の際の責任は全てドライバーの責任となります。現在の自動運転における最新技術がこのレベルで、Audi A8が搭載したことで話題になりました。

レベル4(高度運転自動化):天候や交通量など限定された環境下であれば、ドライバーが乗らずとも良いレベルです。このレベルでの責任はシステムが負うことも、大きな違いです。現在はまだレベル4で市販されている車はありません。現在ゴルフ場の自動カートがレベル3,4にとても近いですね!

レベル5(完全運転自動化):レベル5はいかなる環境でも自動運転を可能にするレベルです。まだ実現にはいたっていませんが、夢のような話ではなく現実になる日もそう遠くないでしょう。

現在、世界での自動運転技術のレベルの一般発売されている主流はレベル1〜2ですが、東京オリンピックにはTOYOTAがレベル4の自動車運転車の発表をする予定です。

一般発売に関しては公表されておりませんが、一部メディアでは2025年を目処と発表しているところもあります。TOYOTA以外の自動車メーカーでも2025年頃を目処にレベル3、4を主流とするべく開発を進めております。もしかすると2025年が自動運転車元年の年になるかもしれません。

レベル5の完全運転自動化の普及には、自動車開発以外の都市開発も必要になってくるのかもしれませんし、レベル4と5の間には大きな壁がありそうです。全自動車の完全自動運転の未来は数十年後にはなるでしょう。

運転・運送業界に与える影響力

自動運動技術のめまぐるしい進歩によって影響のある業界といえば、運転や運送業界になるでしょう。

レベル4、5が一般的に普及することで、長距離トラック運送の過酷な労働環境の改善、深夜長距離バスの居眠り運転事故を防いだり、タクシー運転手への暴行事件がなくなるなど、社会的に与える好影響が多いように見えます。

その一方で、タクシー、バス、トラックなどの運送ドライバーという仕事は大幅に減り自動運転に徐々に変わっていくことが予想され、運転・運送業界はコスト削減のためにドライバーの大幅な人員削減も考えられます。

全てのドライバーがいなくなることはないかと思いますが、ドライバーとしての仕事を続けていくには、実績や信頼、ロボットやシステムでは与えることができない付加価値を与えられるドライバーでなくてはならないでしょう。

商品を届ける自宅への配達も、運転は自動となり配達員の仕事は商品を車からお家へ届けるだけと作業が簡略化されます。その時にロボット配達の開発も進んでいれば、配達員が不要になるかもしれません。

ドライバーとしての仕事が減る一方で、自動運転車の管理者、プログラミング技術者や修理保守など新たな技術が発展した際には新たな仕事も生まれるのではないでしょうか。

自動運転技術が社会に与える影響

自動運転技術が世の中普及しはじめたら。社会にはどのような影響があるでしょうか。

まず自動車からハンドルやアクセルブレーキがなくなり、全自動となれば免許証が不要になります。また、年齢制限もなくなる可能性もあるので自動車の普及率がより上がる可能性があります。

その分渋滞が増えるかもという心配が増えるでしょうが、事故や加速減速が人間と違って制御されるので、渋滞も現状より減るかもしれません。

ですが、その分故障の際や最新の地図に車が対応していなかったことによる、目的地へ到着できなかったり高速を間違えたりという新たな問題も必ず出てきます。

事故の際の責任では、レベル4の自動運転から自動車会社の責任となるため個人で車の保険に入ることもなくなるでしょう。自動車保険会社は自動車保険会社用の、それも自動運転のための企業保険を新たに作ることにもなるでしょう。

現在の信号機も人間用に作られているので、自動運転車用に新たに作られたり、道路や高速道路も従来のものから変化していくことも十二分に考えられます。

自動運転技術の普及によって我々は、新たな世界に突入しようとしております。かつての産業革命や、戦後の日本の経済成長のように劇的な変化を目の当たりにする日は、もうすぐそこでしょう。

自動運転技術の普及に限らず新しい技術の普及には多くのメリットがある反面、デメリットを伴う部分は少なからずあるため、世の中を変えることのできる技術には正しい情報を届ける必要があります。

皆さんは、自動運転される車に乗ってみたいですか?

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