VR(仮想世界)で物を掴めるグローブ!?韓国の研究

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grovekorea

【VR】それはバーチャルリアリティの訳で仮想現実を意味する。自分の描いた世界を現実世界のように再現し、それを体験することができるVRは、多くのアニメや漫画、映画などの創作作品の題材として取り入れられている。
SF映画の巨匠、スピルバーグ監督のレディプレイヤー1という映画を知っていますか?。これはスラム街に住むオタクの青年が、ゲームの仮想世界で一攫千金を狙うというSF映画です。
VRがわからない方は予告編だけでも見てていただければ、イメージしやすいと思います。
(参考:レディプレイヤー1 映画予告編 日本語字)

そんなVRですが、今日体験できる仮想世界は映像と音を再現した世界が主で、視覚・聴覚情報がほとんどです。つまり、仮想世界でものを掴んだり、触ったり、花の匂いを嗅いだり食べ物を食べたりといった、視覚・聴覚以外の触覚・嗅覚・味覚等の情報を現実世界に再現することは現代の技術ではまだまだ実現できていません。

仮想世界をよりリアルにするために科学者たちが日々研究に勤しみ、様々な研究・開発を行っています。様々な研究の中から、今回は韓国の最新研究をご紹介します!

超軽量な触覚フィードバック手袋!

仮想世界で物を掴んだり、掴んだ物の感覚を手にフィードバックしてくれる手袋が開発されました。仕組みはとても簡単で、この手袋は仮想世界のオブジェクト(仮想物体)に触れると、空気圧で指先にその物体の感覚をフィードバックしてくれるというもの。実験ではチェスの駒を使用しています。

出典:Science

このように触覚をフィードバックするデバイスは実は多々存在します。しかしモーターが重かったり、外部機器が必要だったりと、まだまだ課題が多く残っていました。本研究では課題を解決するためにアクチュエーター(コンピューターで入力されたものを物理的運動に変換する装置)を人体に無害なシリコーンで作成し、物理的運動に空気圧を採用することで軽量化(総重量156.2g)と柔軟性を獲得しました。

大きな一歩だが、まだまだ課題は残る

ザラザラしていたり、濡れていたり、グリップ力などの質感を再現をしたり、重力や推力を再現したり、リアルな触覚の再現にはまだまだ課題は残るのが本音です。しかし、小さな一歩ではありますが確実に科学が進歩していることは間違いありません。

近い将来、仮想世界で車のハンドルを握ったり、キャッチボールしたり、はたまたライトセイバーでチャンバラ、なんて出来たら楽しそうですね。

研究論文:https://www.nature.com/articles/s41598-019-45422-6#author-information

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