網膜に直接映像データを送信!?網膜インプラントの研究

0
230
implanteye1

加齢とともに低下する身体機能のうち、視力はQOL(クオリティオブライフ:生活の質)を大きく左右する機能の一つです。加齢が原因となる視力低下は誰でも起こり得るもので、様々な研究期間で視力を戻すための医療研究が取り組まれています。網膜下に直接チップをインプラントする全くあたらしいアプローチによって視力を取り戻す、そんなちょっと痛そうな研究をPixiumVision社(仏)が行なっています。

映像データを直接脳に!?

この研究はバイオニックビジョン(人工生体視覚)と言われ、専用の眼鏡型デバイスに搭載されたコンピュータとカメラが、撮った映像データを電気信号に変換します。その電気信号をあらかじめ網膜にインプラントしたチップに、無線通信で直接送ることで視覚情報を補うというものです。

Movie:Pixium Vision

実はこのバイオニックビジョンは2012年にオーストラリアでも似たような研究が行われていました。オーストラリアの研究と比較して本研究では、網膜インプラントの電極数が大幅に増えています。
当時、電極数は60個だったのに対し本研究では378個に増えており、これによって378ピクセルの視覚情報を送ることが可能になるったそうです。378ピクセルというと情報量がすごく少なく感じますが、2012年のオーストラリアの研究では光を感じる程度だったものが、本研究では模様や、数字などの文字を認識できるまでに進歩したそうです。

網膜に直接情報を送るという本研究、白内障などの網膜以外の損傷が原因で起こる視力低下や失明などの治療にも期待ができます。

研究元:Pixium Vision
参考:TechXplore

返事を書く

Please enter your comment!
お名前はこちら