わずか1秒で霜を落とす技術

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真冬の時期、朝起きると窓ガラス一面にへばりついている「霜」
これは空気中の水蒸気が冷えた物体に触れた時に結晶化する現象で、身近なものだと冷凍庫の壁面や真冬の車のフロントガラスに発生する事が挙げられます。

イリノイ大学アーバンシャンペーン校と九州大学の研究グループは「霜」の物体との接触面を加熱することで、霜を溶かして落とす技術を開発しました。

Image:Eurek Alert
CREDIT: NENAD MILJKOVIC

この技術は電気伝導性と透明性に優れたITO(酸化インジウムスズ)と呼ばれる素材を物体にコーティングし、そこに高電圧パルスを放出するというもの。
これによりコーティングしたITOが電気抵抗で熱せられ、霜の接触面を溶かすことで霜が浮き剥がれる仕組みとなっています。(しかもこの工程にかかる時間は1秒未満。)

小さなガラス面で行われた今回の研究ですが、研究者たちは航空機などの複雑な表面での技術応用も将来のステップとし、外部企業と協力してアプローチを拡大したいと考えています。
※航空機の翼に発生する霜は気流を乱すことで揚力減衰の大きな原因となるそうです。

Source:AIP/Eurek Alert

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