Twitterの攻撃的なツイートを認識する技術を開発。SNSの嫌がらせ、いじめ対策として期待

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米ビンガムトン大学は機械学習アルゴリズムを用いて、90%の精度でTwitterの嫌がらせやいじめを認識するクローラーを開発しました。
この技術の応用で、SNSでの嫌がらせやスパム・いじめなどの攻撃的なツイートの対策として期待されます。

機械学習アルゴリズムを用いた分析

開発を行ったのは、ビンガムトン大学のコンピューター科学者であるジェレミー・ブラックバーン教授を筆頭とした研究チーム。

このクローラーはツイート自体の言語・感情分析と、ユーザーのプロフィールやフォロー・フォロワー、などを機械学習アルゴリズムを用いて他のツイートやプロフィールと比較分析を行います。
これにより、人種差別や嫌がらせのツイートや、それを発信する悪意のあるユーザーを識別することができます。

さらにその精度は90%。
このクローラーを使うことで、ネットでのいじめや、誹謗中傷をあらかじめ認識し、被害者に表示されないようにしたり、悪意のあるアカウントを凍結したりすることが期待されます。

この技術が応用された時、多くのフォロワーを持つ著名人や活発にTwitterでコミュニケーションを取る方にとって、とても有益な機能となるでしょう。

Source:TwchXplore New algorithm can distinguish cyberbullies from normal Twitter users with 90% accuracy

Twitter社も問題視している
悪意のあるアカウントとツイート

この研究では特別Twitter社との連携や協力関係にはありませんでした。
しかしTwitter社もネットによる、攻撃的なツイートやスパムなどを軽くは見ておらず、2019年4月にはTwitterを安全に利用できるための様々な取り組みを報告しています。

Source:Twitter.inc より健全なTwitterへ:成果と今後

アカウント凍結後の再登録の阻止や、独自技術による悪意のあるコンテンツの特定、プロセス削減による個人情報の削除など様々な対策と、今後のTwitter社の取組が報告されており、利用者の安全性向上がアピールされています。

”Twitterで不安な思いをしている利用者が、問題のある投稿を報告するという負担を背負うべきではありません。以前は、利用者から報告された場合にのみ悪意のあるツイートかどうか調査をしていました。ただ、それでは十分ではないと理解し、今年の初めより利用者からの報告に頼るだけでなく、積極的な強制執行対応を優先して取り組んでいます。” Twitter.inc

安全に関するTwitter社の取組は @TwitterSafety から随時更新され、確認することができます。

5Gによる通信回線の強化や、VRによるヴァーチャルコミュニケーションなど、最新技術によるインターネットコミュニケーションの普及はますます進化していくと考えられています。
「匿名性」が変わらず存在し続けた時、その自由の陰にある負の側面に対して、SNSの巨人であるTwitterはどう戦っていくのでしょうか。

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