クラゲすぎるナノサイズロボット【全長6mmロボット】

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クラゲを模したロボットの研究が報告された。具体的にこのロボットは6㎜程の大きさでクラゲの幼生(エフィラ)をモチーフに水中を泳ぎ回ることができる。実際のクラゲは傘状の胴体を動かし周囲の水流に変化を与え、水を引き上げたりしながら遊泳している。今回報告されたロボットクラゲの研究者たちはクラゲの動きに注目した。

仕様と機能

クラゲロボットを作るため、研究者たちは直径3mmの磁性複合エストマー性のコアに8枚の磁性粒子が散りばめられた腕を取り付けた。外部振動磁場を操作することによりロボットの腕がクラゲの様に縮んだり広がったりする。この動作により水を押し上げ浮上することや物体を動かすこともできるそうだ。

磁場を変化させることで複数の泳ぎを見せるロボット
出典:Nature Communications

更に磁場の強さを変えることによりロボットの動きに変化をつけることが可能になった。この変化によって単一の動きだけでなく外部の意思によって操縦できることを意味する。動画でもわかるように伸縮の大きさやスパン、遊泳の方法が数種類に分かれている。

ビーズを運ぶロボット
出典:Nature Communications

次に物体を運ぶ様子を見てみよう。クラゲは遊泳の際、腕を伸縮させながら傘の下の水を押し込みコントロールしていく。その時周りの微生物も巻き込み遊泳するのだが、このロボットは本物を見ているかの様に大小あるビーズを器用に運んでいる様子が見て取れる。他にも腕を伸縮させビーズの山に潜っていくことができるそうだ。

このようにクラゲ型の小型ロボットが誕生したが、まだまだ操作性の課題や機能改善の余地があると研究者も伝えている。環境の変化によってエフィラの生存に与える影響を理解するモデルとして使用できると研究チームは伝えているが、医療の進歩にも役立つかもしれない。あくまで筆者の見解も含まれているが遊泳ロボットの小型化は生物医学の応用が期待されている。更に小型化が進めば体内や血液に侵入し体内パトロール、早期発見、悪性腫瘍の除去など対応ができるかもしれない。筆者も色々なことを想像しつつ何年後かの未来に0.1mmの超小型ロボットが誕生することを期待している。

出典:Nature Communications

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